盛岡市大通にある、開運橋消化器内科クリニック｜消化器内科、内視鏡内科、内科、代謝内科

内視鏡検査に使用する生検鉗子（組織採取に使用する処置具）、スネア（ポリープ切除に用いる処置具）は患者様おひとり毎に新しい滅菌された製品を使用し、消毒しての再利用はいたしません。
大腸内視鏡検査時には事前に下剤を飲んでいただく必要がありますので、予約検査となります。
下剤の服用方法はご自宅で飲まれる方法とクリニックで飲んでいただく方法を選んでいただけます。
強い下剤を飲んでいただきますので移動中に便意を感じる場合があります。
そのため院内で飲んでいただく方法をご案内しています。
当院では患者様用のトイレとリクライニングシート（完全に倒しますとベッドに近い状態でご使用いただけます。）をそれぞれ3台ずつ用意しております。
ご希望により胃カメラと同じように静脈麻酔を使用し眠った状態で検査を受けることも可能です。

こんな症状はございませんか？

症状の他に、40代以上の方、便潜血で陽性が出た方や大腸ポリープを切除したことがある方、ご家族や親戚で大腸がんになった人がいる方は、大腸内視鏡検査をご提案します。

鎮静剤を使用し、苦しくない検査が可能

初めて大腸内視鏡検査を受ける方、痛いというイメージを持っている方、以前大腸内視鏡検査を受けたときにお腹が張って苦しかった方、以前受けた検査の苦痛がトラウマになっている方は、検査に対して不安をお持ちかと思います。
鎮静剤を使用することで、眠ったような状態でほとんど苦痛や恐怖心なく大腸内視鏡検査を受けていただけます。
（検査後2時間は院内でお休みいただく事、1日自動車、自転車、バイクの運転はできないなどいくつかの条件があります。）

大腸内視鏡検査では腸の中に空気を送り張った状態で観察が必要です。
自然な状態では腸の中はしぼんだ状態のため小さな病変を見つけることはできません。
しかし、そのために検査後もなかなかお腹の張りがなくならず苦しい経験をされることもあります。
当院では空気ではなく炭酸ガスを送気に使用し苦痛軽減に努めています。

同日で胃カメラ検査と大腸カメラ検査の両方を受けていただくことが可能です。
仕事が忙しくて2日に渡っての検査は難しい方、来院回数を少なくしたい方は、ぜひお問い合わせください。
（75歳以上の方はお身体の負担を考慮し、別日での検査をご案内しています。大腸検査は事前に一度受診が必要です。）

ポリープが発見された場合、当院では内視鏡を用いた日帰り切除手術も行っております。
内視鏡の先端から専用の切除器具を出し、ポリープを切除するため、開腹の必要がなく、術前・術後の患者様の負担を軽減することができます。
腺腫と呼ばれる将来がん化する可能性のあるポリープのうち10mm以内の大きさが適応です。
それ以上の大きさや早期がんの可能性のある病変は短期入院の上、総合病院での治療をご提案します。

当院では、日本消化器内内視鏡学会の「消化器内視鏡の洗浄・消毒標準化にむけたガイドライン」（日本消化器内視鏡学会雑誌2018.7月）を遵守し内視鏡洗浄機は2台使用しています。
また、主に洗浄を担当する専任スタッフのもと学会の推奨する消毒・殺菌を行っています。
徹底した衛生管理を行うため、内視鏡介在感染の防止に努めています。

	1割負担	2割負担	3割負担
大腸カメラ検査	約2,000円	約4,000円	約6,000円
大腸カメラ ＋ 病理組織検査	約4,000円	約7,000円	約11,000円
大腸ポリープ切除 （ポリープの個数や部位で異なります。）	約8,000～ 10,000円	約16,000～ 20,000円	約24,000～ 30,000円

※上記費用に別途初診料や薬剤料などが追加されます。
※上記費用は参考金額であり、診療内容により多少金額が変動いたします。
費用について詳細をお聞きしたい方は、受診時にご遠慮なくお問い合わせください。